PUVA(プーバ)療法
PUVA 療法とはソラレン(PSPRALEN)を、内服、塗布、あるいは湯に溶かして入浴後、長波長紫外線(UVA=紫外線A波)を照射する治療法です。

人工の紫外線が使われます。この治療は診療所の外来でもできますが、専門の光線治療センターで行う場合もあります。紫外線は人間の肉眼では見えない短波長の光で、波長によってA波、B波、C波に分類されています。紫外線A波(UVA)は、B波(UVB)よりも皮膚の奥深くまで届きます。病気の種類や程度によって、A波とB波のどちらを使用するかを決めます。PUVA療法は、紫外線A波(UVA)を使用します。
PSORALEN(ソラレン)って何?
光線療法ではソラレンという薬を併用することがあります。PSORALEN(ソラレン)とは、光毒性物質と呼ばれる紫外線の感受性を高める物質のこと。
このソラレンは、レモン、オレンジ、イチジクなどの柑橘系やパセリ、クロレラに含まれています。
治療前に内服薬等で、ソラレンを服用すると、皮膚の紫外線に対する反応が高められます。このため光線の照射時間を短くし、照射量を抑えることができます。
副作用
光線療法の副作用としては、紫外線を長時間浴びて日焼けしたときの症状に似た、皮膚の痛みや発赤などがあります。紫外線を浴びることで長期的にみた皮膚癌のリスクは増加しますが、短期間の治療ではそれほど問題にはなりません。ソラレンで吐き気が起きることもよくあります。ソラレンは眼の水晶体に移行するので、PUVA療法を受けた後は最低でも12時間はUVカット効果のあるサングラスをかける必要があります。
中波長紫外線(UVB=紫外線B波)・ナローバンドUVB療法
中波長紫外線(UVB=紫外線B波)は、日焼けのもととなる光の成分ですが、日焼けを軽く起こす程度の量が乾癬に有効です。最近では UVB 領域に含まれる極めて幅の狭い波長の紫外線を照射する、ナローバンド UVB 療法が使われるようになり、その効果は PUVA 療法とほぼ同じであるとされています。
なぜ、ナローバンドUVB(NB‒UVB)療法が使われるようになったのか?
ナローバンドUVBとは、非常に幅の狭い波長域(311±2nm)を持った紫外線のこと。ナローバンドUVBは、オランダフィリップス社で蛍光管(フィリップスTL01)で開発されました。
現在では乾癬を初めとして、アトピー性皮膚炎、白斑、多形日光疹、菌状息肉症の治療にも用いられています。通常のUVBと較べて短い波長が少なく、サンバーンを起こしにくいため照射量を上げることが可能になり、治療の有効量も達しやすくなりました。
PUVA 療法と比べ内服、塗布、入浴など前処置が不要で、照射時間が短い点が優れているポイントです。
日々進化している治療法!
最近では、混合ガスを用いてレーザー光を発生させる装置=エキシマレーザー(元々は工業用として利用されていたが、最近ではレーシックなどの視力矯正手術においても利用されている。)を利用した治療法も開発され、308nm(1nm=1メートルの1億分の1)の光治療をピンポイントで行うことが可能です。
週に1-2回、1か所にわずか数秒照射することで、正常な皮膚面にダメージを与えることなく、病変部の皮膚にのみ効果を出す事が可能になりました。

エトレチナートについ...






