飲み薬[内服療法](エトレチナート)
ビタミン A 酸誘導体と呼ばれる薬剤で、皮膚表皮の角化(新陳代謝)を調整し、乾癬の他、多くの角化異常症の治療に使われています。

重症乾癬に対し、外用療法、光線療法と組み合せて使われます。
副作用
服用によって、くちびる・まぶたの荒れ、脱毛などの副作用が起こりやすく、血液中の脂肪が高くなる傾向があります。最も注意すべき副作用として「催奇形性」があり、内服中止後も女性は 2 年、男性は半年の避妊が必要です。従って、妊娠中のみでなく、妊娠の可能性のある方の服用は禁忌です。服用にあたっては医師の説明を必ず聞いてください。
チガノン
飲み薬[内服療法](シクロスポリン)
臓器移植手術後の拒絶反応をおさえる薬剤で、強力な免疫抑制作用を持ちます。
移植手術後の乾癬患者で効果がみられたことから、広く乾癬に使われるようになりました。2 ヶ月の服用による有効率は約80%です。
副作用
服用による血圧の上昇、腎臓障害に注意が必要です。服用にあたっては医師の説明を必ず聞いてください。

サンディミュオン

ネオラール
その他の飲み薬[内服療法]
欧米ではメトトレキサートが重症乾癬に使われています。
メトトレキサートは関節リウマチに効くことから、乾癬性関節炎の治療にも使われています。しかし、メトトレキサートの内服療法(点滴静注製剤を含め)日本では保険がききません。その他にビオチン、漢方薬、EPA(魚油)の内服も使われますが、はっきりとした効果は少ないようです。乾癬には痒みを伴うことも多く、無意識にひっかいて悪化するとも少なくないので、抗ヒスタミン薬の内服も補助療法になります。

リウマトレックス

その他の外用薬






